なかなか成績が伴わないサラリーマン
「最近パッとしないな。仕事一生懸命頑張っているんだけど、なかなか認めてもらえなんだよな。」
そんなサラリーマンへ、「伝え方の技術」を鍛えたら、まわりからの評価が大きく変わるかもしれません。
【書籍「伝え方が9割」の要約と感想+ビジネスでの活用方法とは?パート③】についてお話しします。
※今回は「伝え方が9割」の第3章のまとめ(最終回)になります。
※3分くらいで読めます。
※全部でパート①〜③まであります。
自分のサラリーマン歴
- サラリーマンは大卒から休まず13年以上
- 年収UPのために転職を経験
本記事のテーマ
●書籍「伝え方が9割」の要約と感想のパート③です。
⇨今回は第3章をまとめています。
●要約の切り口は「サラリーマンからの視点」です。
●今回は、個人的に重要と感じたことを3点ご紹介します。
仕事で簡単に応用可能!書籍「伝え方が9割」要約と感想③【第3章まとめ】
書籍「伝え方が9割」の要約と感想のパート③になります。
※今回は第3章のまとめ(最終回)です。
※第1章のまとめはこちら↓
第2章まとめはこちらです↓
【第3章「強いコトバ」をつくる技術】:目次
●誰にでも、強いコトバはつくれる
●世の中の情報量は、10年で約530倍になった
●同じ内容なのに強いコトバと弱いコトバがある
●「強いコトバ」とは?
●コトバエネルギーをどう生むか
●「強いコトバ」をつくる5つの技術
●5つの方法を駆使すれば、無限にコトバはできる
●人間の本能に基づいたコトバはグローバルだ
●10分で「強い長文」をつくる技術
コラム 時間にゆとりのある方には、長文全体を強く!
●メールは感情30%増量でちょうどいい
●人を動かすのは、ルールではない。感動だ
●第3章まとめ
●おわりに
第3章では「強いコトバ」をつくる技術が具体的な技術が紹介されています。
ドラマや映画の名セリフ、感動のスピーチについてもどのように作られているのか解析し、紹介されています。
第3章「強いコトバ」をつくる技術:ポイント3選
第3章からは下記3点にしぼってご紹介します。
- ギャップ法
- クライマックス法
- 10分で「強い長文」をつくる技術
ギャップ法
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ‼︎」『踊る大捜査線』青島俊作
自分はこのコトバを今でもはっきりと覚えています。
覚えているどころか、このコトバが出た場面までしっかりと思い出すことができます。
そして「こんな人に衝撃(感動)を与えるコトバを作れてすごいなぁ。」と思っていました。
しかし、こうした多くの人たちの胸を打ってきたコトバを、伝え方の技術を学べば、あなたもつくれると本書には書かれています。
そして、ギャップ法は「強いコトバ」を作る5つの技術の1つです。
■ギャップ法の手順
○スタート地点を下げ、言いたい意味に、ギャップをつくること
「あなたが好き ⇨ 嫌いになりたいのに、あなたが好き」
「好き」と反対のワード「嫌い」を使うことにより、強いギャップが生まれます。
※ただ「あなたが好き」というより反対のワードを置くことで、より「好き」が強調され、インパクトが強くなります。
そうすると「好き」により強いコトバエネルギーが生まれます。
ギャップ法についてはサラリーマンにとって仕事でそこまで必要としない技術と思います。
しかし、自分自身が昔、感動したセリフについて、実は法則があり、この「ギャップ法」を使えば、自分にも作れるんだと感覚を得ること。
この感覚を得ることができれば、より「伝え方の技術」を学ぶことが楽しくなるのではないでしょうか?
クライマックス法
これはサラリーマンの仕事上、どんどん使っていきたい技術です。
特にプレゼンで活躍してくれる技術となるはずです。
「クライマックス法」は、とぎれかけた相手の集中力を戻し、あなたの話にもういちど食いつかせることができる技術です。
例えば、あなたがプレゼンをしています。
持ち時間は30分間。
しかし、後半(特に20分過ぎると)になるとなんとなく「あー、あんまり話聞いてないな。」という感覚を持ったことはないでしょうか?
そこで使うのが「クライマックス法」です。
「これだけは覚えてほしいのですが、〜」
これはプレゼンのポイントを話す前にももちろん使用しますが、実はこのコトバは「もう1度聞き手の集中スイッチを入れ直すこと」を目的に使用することもできます。
是非、長時間のプレゼンの際に活用してみてください。
本書にはこれ以外にも「クライマックス法で使えるコトバ」が紹介されていましたので、是非本書を読んで、自分の仕事に活かしてみてください。
10分で「強い長文」をつくる技術
これはメールや企画書(つまらなそうな長文)を、読みたくなるものに変える技術になります。
サラリーマンにとって「メール」や「企画書」は日々書いているものはずです。
その「メール」や「企画書」をたった10分でパワーアップ(読みたく)することができれば、仕事がどんどん楽になっていきます。
⇨企画や意見が通り易くなり、成果に繋がり、評価が上がる…、こんなイメージです。
そして、1年後、この技術を使う人と使わない人では、とんでもない差となっていそうですよね。
■10分で「強い長文」をつくる技術
ステップ1 先を読みたくなる「出だし」をつくる
・出だしの1文だけは読んでくれる可能性が高いので、ここに「強いコトバ」を作る5つの技術を活用する。
ステップ2 読後感をよくする「フィニッシュ」をつくる
・長文のフィニッシュには、出だしに使ったものと同じ「強いコトバ」を使う。
ステップ3 飛ばされない「タイトル」をつくる
・「出だし」がよくできていたら、そのままタイトルにする。
・または「サプライズワード」+「出だしの重要ワード」の組み合わせを入れる。
まとめ
ということで、【書籍「伝え方が9割」の第3章の要約と感想】を記事としてまとめてきました。
本書にはご紹介できなかった技術やより理解し易くなる例題も載っています。
是非、手に取り、読んで頂きたいと思います。
以下がまとめです。
■「伝え方が9割」第3章の要約と感想
- ギャップ法
- クライマックス法
- 10分で「強い長文」をつくる技術
※全て個人的見解です。
■商品紹介
※Kindle版(電子書籍)になります。
※「本(紙)」でお求めの方は上記をクリックして「Amazon」に飛んでいただき、単行本(ソフトカバー)の方を選択してください。
※参考文献:伝え方が9割 佐々木圭一
「本を読んだらすぐに実践」
本は自分が思いつかなかったことを他者から学べ、また、そのやり方も細かく記載されています。
「すごいなぁ、面白いなぁ。」で終わらせず、自分の技術にし、人生をより良いものへ変えていきましょう。
自分は「本を読んだらすぐに実践」を心がけています。「この本を読んで実践していること」・自分の考えをストレートに伝えるか、それとも変えるかを考える癖をつける
・相手の頭の中を考え、お互いのメリットになるように提案をする
・ふせんを立てて、申請書・提案書を提出(相手を見ながら)
それでは、この記事が何かあなたにとってのヒントになっていたら幸いです。
ではまた。
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